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理事長の編集後記Director's postscript

小児歯科臨床 H22年7月号 編集後記

春からなんだかすっきりしない気候が続いているうちに、暑い夏がやってきました。みなさんお元気ですか。
私事で恐縮ですが、この春、25歳になる末っ子長男(姉2人)が大学を卒業し、歯科医師国家試験に滑り込みセーフで合格しました。この1年間、研修医で大学に残ります。彼は小児歯科の道を歩むといってくれていますが、彼のこころの中では単に親の跡を継ぐというような単純なものではいけないだろうと、いろいろ葛藤していることでしょう。
私が大学を卒業した41年前、小児歯科に進むことにまったく迷いがありませんでした。その当時は子どもの口の中を「むし歯の洪水」と評していた、そんな時代でしたから。しかし、今はまったく事情が変わってしまいました。これからどんな小児歯科界を彼は切り開いて行ってくれるのでしょうか。

(J.T)

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