小児歯科臨床 R元年7月号 編集後記
この度、幼児期を対象とした肥満ガイドを小児医療保険協議会栄養委員会(日本小児科学会、日本小児保健協会、日本小児科医会、日本小児期外科系関連学会協議会の4団体で構成:四者協)で作成され、ホームページで公開されました。 結論から言いますと、肥満ややせの判定に使用する体格指数(BMI)は男女とも5~6歳ごろから増加に転ずるが3歳時健診ですでに増える傾向の幼児は要注意、「肥満リスクが高い」と指摘し、生活習慣の見直しが必要としています。
幼児肥満のリスクを下げる生活習慣として
- 朝食を食べて、間食を与えすぎない
- 野菜を食べて薄味に
- 清涼飲料水をできるだけ与えない
- 電子メディア(ゲーム機)との接触は1日1時間まで
- 夜更かしをしない
- 毎日1時間以上の運動を
- 牛乳は1日200ミリリットル程度まで
これって、小児歯科に従事している我々は日常臨床で十分に指導していることですね。(詳しくは「幼児期の肥満ガイド」で検索)
(J.T)