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理事長の編集後記Director's postscript

小児歯科臨床 H29年10月号 編集後記

本号の特集『知っておきたい学校歯科医になるための予備知識』を企画担当しました。如何だったでしょうか?何らかの参考になれば幸いです。
私事で恐縮ですが、私は開業して3年目、昭和57年4月から地元の幼稚園の園医を担当し、それから小学校の校医も。今年の春、息子にバトンタッチするまでの36年間、幼稚園医・小学校医を継続してきました。
むかし、小学校で歯科健診を始めるとき、私は最初に健診内容(C1、C2、C3、C4など)を生徒たちに説明してから健診を始めました。そうすると、生徒たちは聞き耳立てて静かにしていたものです(笑)。今はとんでもない!個人情報なんじゃらで、担任の先生から注意を受けます。治療勧告書も治療の必要な生徒だけ渡していたのが、今はいじめの防止対策で全員に渡すようになっています。また健診結果も詳しく書くと誤解を招くとして簡単になりました。今から昔を思い出すと、ずいぶんと学校歯科健診も変わりましたね。

(J.T)

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