小児歯科臨床 H28年5月号 編集後記
今年の新入社員のタイプは小型の無人機「ドローン型」だそうです。日本生産性本部では毎年、新入社員の特徴を話題の言葉などになぞられて発表しています。強風(就活日程や経済状況などの目まぐるしい変化)に見舞われながらも自立飛行を保ち、目標地点に着地(希望の内定を確保)できた人が多かった。そして更なる技術革新(スキルアップ)によって、様々な場面での貢献が期待できる。またドローンの夜間飛行が規制されているように、上司は深夜残業に注意し、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)に配慮するとともに目が届く範囲で慎重に指導する必要があると分析。
昨年は「消えるボールペン型」で、見かけはありきたりのボールペン。でも、その機能は大きく異なっている。書き直しができる機能(変化に対応できる柔軟性)を十分に活用しなければもったいない。ただし、注意も必要。不必要に熱を入れる(熱血指導をする)と、色(個性)が消えてしまったり、使い勝手の良さから酷使しすぎると、ブラック企業と誤解され、インクが切れてしまう(離職してしまう)危険性をはらむ。これって、近頃の新卒歯科衛生士にどこかあてはまるところがありませんか?
(J.T)