小児歯科臨床 H26年9月号 編集後記
今年4月、文科省は2015年度限りで、学校での健康診断の項目から「座高検査』と「寄生虫卵検査」を外しました。戦前の徴兵検査で重宝された短足胴長も今や腸管が短くなってきたからでしょうか脚長がもてはやされ、「ぎょう虫検査もすでに検出率が1%未満になり、検査の意味をなさなくなってきたそうです。また近ごろのテレビ・マスコミなどでの逆流性食道炎や、ピロリ菌の存在や消化器上部・下部の“がん”や口腔内細菌・腸内細菌の全身への影響等など“消化器”にまつわる多くの話題が取り上げられています。今月号の特集『ヒト 消化器が語る神秘』を企画担当いたしました。いかがでしたでしょうか。
(J.T)