初めての方へ

理事長の編集後記Director's postscript

小児歯科臨床 H21年1月号 編集後記

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいいたします。
当院もこの6月には開業して30周年になります。開業以来ずっと続けてきたことがふたつあります。一つは毎週水曜日に行ってきた母親教室(12月31日現在1234回 偶然です!)。二つ目は就学前の子どもたちは全て午前中の診療(応急を除く)としていること。母親教室は開業して2週目から始めました。健診を希望される人は全員、強制的(?)に参加。講師は院長一人の独演会。参加費は無料。時間は120分。その間は診療はしません。もう一つの就学前の午前診療は6歳未満の子どもたちに午後の治療は体力的に無理と考えてのこと(保育園では昼寝をさせているぐらいだから)。
私の小児歯科診療の信条は「親とともに子どもたちの口の中から健康を守る」
1年の計は元旦に有り。今年もこの意地がいつまで維持できるかな。

地球上の環境問題が世界中で話題になってきています。子どもたちの周りでも『子育ての環境汚染』がどんどん浸透してきています。子どもはどんな環境の中でも育っていきます。大人たちは現実を正しく捉えて、責任をもって「より良い環境」を育てていかなければなりません。
「月刊小児歯科臨床」は今年も子どもたちを『すばらしい環境』のなかで正しく導くために、できるだけ新しい情報を提供していきたいと思っています。より多くのご意見、ご希望をお聞かせください。

(J.T)

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