小児歯科臨床 H20年12月号 編集後記
今年もあっという間に「師走」となりました。みなさんいかがお過ごしですか。
今月、地元のある会のフォーラムでパネリストとしてちょっとしゃべりました。内容は「子どもたちに完全米飯給食を」。
地元(兵庫県川西市近隣地区)の子どもたちにもっとお米を食べさせたい。今、日本では海外に依存している食材に不安なニュースが毎日飛び交っています。このチャンスを利用して将来を担う子どもたちに地産地消の精神で地元産の米や農産物で給食に利用する。週5回の学校給食の主食を全てご飯に、副食を和食中心にする。その結果、より食材の自給率(現在40%)を高めることになります。これらをしっかり提案し、日本中に広げていきたいものです。しかしまた、ここで足を引っ張った事件が、「汚染米」と「円高」。お米までも信用できなくなり、円高差益で海外の食材がまた安く入ってくる。この世の中はままならんですね。
(J.T)