小児歯科臨床 H20年2月号 編集後記
あっという間に正月も過ぎ、今は厳しい寒さのなかで、暖かい春を待っています。みなさんお元気ですか。
4月には保険点数がまたちょっとだけ変わります。医療行政は少子高齢社会で、どのような方向付けをしようとしているのでしょうか。若い親には医療費の軽減は何よりです。しかし、保険点数を下げれば医療の荒廃をまねきます。福祉行政の充実で、親は安心して、『小児歯科専門医』に足を向けれるでしょう。確かに当院は昨年ころから新患の数はわずかに右上がりです。(当地では平成17年7月から一回の治療費は1ヶ月、1~2回まで700円、3回以上無料《今年の4月から800円》)
予防に重点を置いている小児歯科医療に、もう少し配慮がほしいものですね。本当の暖かい春は来てくれるでしょうか。
(J.T)