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理事長の編集後記Director's postscript

小児歯科臨床 H25年5月号 編集後記

日本の人口は2013年3月で1億2736万人。国立社会保障・人口問題研究所が公表した日本の将来人口推計では’30年以降、毎年約100万人ずつ人口が減って、‘48年には人口が1億人を割り、‘60年には8700万人になるそうな。人口が減ることは、高齢者のための年金や医療費などの社会保障費が減ることになるので、現役と将来世代の負担が軽くなるという良い面もあるが、問題は、ここ10年ないし20年間、過重な負担が現役世代と将来世代に押しつけられて、日本が経済破綻しないで持ちこたえるかどうかが心配。
団塊の世代、それは親の面倒を看る(世話をする)最後の世代。そして子どもに世話を受けない最初の世代と言われています。
“子どもたちには面倒を看てもらわない”と、突っ張っていく年老いた団塊の世代の連中に孫の教育費(1500万円まで非課税?)まで面倒をみる余裕のある人がどれだけいるのだろうか・・・・・・・・

(J.T)

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