小児歯科臨床 H23年2月号 編集後記
厳寒の候、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
昨年９月、兵庫県川西市（小生が開業している地区）で、阪神圏下、唯一の完全米飯給食がスタートし、もうすぐ半年を迎えます。行政機関をはじめ、関係諸団体には敬意を称します。私が２５年以上親しくお付き合いさせていただいている川西市立多田東小学校の福田校長から、PTAでとったアンケート結果を見せていただきました。その内容から、ご飯は子どもたちにとって、パンと違って、食べられる量の調整も出来、おかずの残飯も少なく、とても人気があるようです。また腹持ちがするので、学校から帰ってから、おなかが空いたと言わなくなり、おやつの量もずいぶんと減ったそうです。これで、地産地消がもっと充実できれば、未来を担う子どもたちにとっても、日本の食糧自給率を高めるのにも良いことだらけです。もっと広がるといいですね。
（J.T)
