小児歯科臨床 H19年10月号 編集後記
あっという間に秋の季節になり、今年もあと3ヶ月で終わります。皆様いかがお過ごしですか。
今回の特集『子どもの健康管理その3"皮膚"』は私が企画いたしましたが、如何でしたでしょうか。
毎日の臨床で、子どもたちは歯科治療に来院してきます。中に、"アトピっ子"たちが待っている間に身体や腕、足の皮膚をぼりぼり・・ぽりぽり・・一生懸命掻きまくっている風景をよく見ます。中にはお利口に治療している子の手が突然、顔のところまで来て、"どきっ"とする場面もあります。顔がかゆくなって、急に掻きたくなったのでしょうが、切削器具を持って治療しているわれわれにしてみれば、予想していなければパニクってしまいます。痒いのは痛いよりもつらいので我慢できないのでしょうね。
スタッフの中でも目や、首筋、腕の間接部分などに出来ています。
子どもたちの身の回りの生活習慣や食生活が、どんどん、環境を悪くして、かわいい子供たちのからだの中まで蝕んできています。何とかならないものでしょうか。
(J.T)