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愛知学院大学歯学部兵庫県同窓会 会誌『六甲』」院長投稿

2011.06.23

『「小児歯科臨床 あれこれ」~“歯が痛い!”で子どもが来院したら~』を紹介します。

「月刊小児歯科臨床」2006年2月号
昭和44 年3 月卒業、同年5 月から財団法 人ライオン歯科衛生研究所付属ライオンファ ミリー歯科名古屋診療所(平成18 年8 月 31 日閉院)に10 年間勤務、昭和54 年6 月、 兵庫県川西市(人口16 万人)にて開業。小 児歯科臨床をはじめて早や半世紀に近い。  卒業当時は子どもの口の中は“ むし歯の洪 水” と言われるほど、ひどい状態でした。 乳歯列で“ 上下顎総入れ歯” を3 症例経験し た私のような臨床家は、もうそんなにいない でしょう。
むかしはランパントカリエス(う蝕多発症) で治療困難な子どもたちの駆け込み寺であっ た大学病院の小児歯科ですら、いまは来院さ れたら、どこから手をつけようかと、戸惑わ れる先生もたくさんおられることでしょう。 今回、久しぶりに兵庫県同窓会から原稿依頼 が来ましたので、「小児歯科臨床 あれこれ ~ “ 歯が痛い! ” で子どもが来院したら~」 と題して、一般開業医として、子どもの口の 中で出会う臨床例を少し紹介しながら、根管 治療の“ コツ” を主に記述したいと思います。 これが小児歯科をされる先生の何らかの臨床 ヒントになれば幸いです。
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