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理事長の編集後記Director's postscript

小児歯科臨床 H30年9月号 編集後記

朝からの多くの子どもたちの熱気で、暑くて忙しかった夏休みもようやく終わり、いつもの平常な日々が戻ってきました。
私の幼いころの夏休みは、気温が30度を超える、超えないで大騒ぎし、「日射病」予防に外に出るときは必ず麦わら帽子を忘れないこと、そして真昼は遊びたくても外に出してもらえず、無理やり昼寝をさせられたものでした。それがこの夏の外は体温より高い37度以上が当たり前、「熱中症(熱射病)」で多くの子ども、年寄が亡くなっています。
当地(兵庫県川西市)の小学校では教室にクーラーが100%完備したことと、大阪北部地震や西日本(平成30年7月)豪雨による休校が続いたため、早めに夏休みを切り上げての登校になりました。クーラーの効いた家の中から出ることもなく、過ごしてきた今どきの子どもたちは学校が始まるとすぐに、運動会の練習で残暑厳しいグランドに立たされます。どれだけ耐えてくれるでしょうか。心配ですね。

(J.T)

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