小児歯科臨床 H26年4月号 編集後記
ソチオリンピックで、唯一の金メダルリストの羽生結弦選手のあのさわやかなインタビュー映像を見て、すべての日本国民は好感を持ったことでしょう。なぜかホッとする光景でした。
ある小学校で、理科の先生が生徒に「氷が解けたら何になる」と聞きました。「水になる」と答えれば、「○」なのに、その子は「春になります」と答えて、「×」になったとか。黒柳徹子さんの人生本“窓ぎわのトットちゃん”（ 1981年）の一節です。
今、こんな感性豊かな子がどれだけいるのでしょうか。今、こんな子に「○」をつけてくれるような粋な先生がどれだけいるのでしょうか。 ソチパラリンピックでまた素敵なメダリストが誕生し、その子たちを育てたすばらしい環境が紹介されることでしょう。
まだまだ日本の若者たち、捨てたもんじゃないですね。
がんばれ 大人たち！！
（J.T)
