小児歯科臨床 H24年4月号 編集後記
春爛漫、みなさんお元気ですか。
今月号の特集「乳幼児保育を考える～その現状と対策～」を担当しました。奇しくも先月、政府は少子化社会対策会議を開き、幼稚園と保育所を一体化した「総合こども園」創設を柱とする新たな子育て施策「子ども・子育て新システム」の関連法案骨子を決定。関連３法案とともに今通常国会に提出し、１３年度から段階的に実施すると発表しました。「新システム」は、税と社会保障一体改革の現役世代支援策の目玉。認可外だった施設も基準を満たせば補助を受けられるようにしたり、小規模保育を充実させ保育の受け皿を広げようとしています。まだまだ、賛否両論がある中、この記事を読まれた頃に決定しているでしょうか。なんであれ、若い世代の親たちにとって、子どもたちを取り巻く諸々の問題解決には前進あるのみ。もう待つ余裕はありません。
（J.T)
