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理事長の編集後記Director's postscript

小児歯科臨床 H21年9月号 編集後記

7年ぶりに、夏に「エルニーニョ現象」が発生。例年より梅雨明けが遅いまま、夏が終わってしまいました。
7月の日照時間は観測史上最小(北・西日本の日本海側で)とか。今年の夏はずいぶんと様子が違っていました。いつもなら、夏休みになると、真っ黒けに日焼けした子どもたちが、診療室に溢れていたのですが、日焼けをしていない子がずいぶん多かった。確かにプールや海に行く機会が少なかったこともあるでしょうが、子どもたちが暑い炎天下で、汗いっぱい掻きながら、蝉取りなどしている光景もほとんど見かけることはありませんでした。
もちろん、これは都会っ子だけの現象と信じたいものですが・・・・気になったことが紫外線対策で、日焼け止めクリームを家で子どもに塗り捲っている親が結構いたこと。オゾン層の破壊等で皮膚がんの心配も理解出来ますが、子どものうちにしっかり、発汗機能も含め、皮膚の鍛錬もしておく必要があるのでは。みなさんはどう思われますか?

(J.T)

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