2014年(平成26年)のテーマ


“替え歌で“お・も・て・な・し”
当日出し物は
1.グル−プワ−ク:「替え歌で“お・も・て・な・し”」
今年のグループワークは,10年ぶりの替え歌大会。
各グループで,宿題で考えてきた替え歌を各グループで選びます。
そして全国各地から,来られた方々に「お・も・て・な・し」の意味を込めて,
グループごとに舞台で一曲ご披露いただきます。
替え歌は,歯や口,食物などに関するものでしたら何でもOKです。


2.  ”あいうべ体操の星!参上” 「あいうべ体操で一番大切な文字は”○”」 確率は1/4、さて何でしょう。 〜声明(しょうみょう)から考えてみよう〜*****福岡県 今井クリニック 今井一彰先生

3.ミニコンサ-ト: 歌の力で、日本を今一度洗濯致し申し候 ******* 歌う平成の坂本龍馬  松尾貴臣先生 


******参考1.歌う平成の坂本龍馬 松尾貴臣先生紹介



******参考2.松尾貴臣の紹介ニュース


4.「『おいしい人生 歯は命』******
踊って歌って芝居する、結成20周年の元祖歯科衛生士劇団「わっ歯っは」劇団 団長:和田美登里先生 他 

******「わっ歯っは」劇団動画

5.「徳之島(長寿子宝の島)からの発信」*****鹿児島県立甲南高等学校 三年 満 仁美さん

6.大人のための極上エンターテイメント(R15指定)*******腹話術師  柳井篤子先生 


******禁煙アドバイザー講習会in岡山


7.「演題未定」**********講演家・漫遊書家  黒田クロ先生

8. 動物おもしろ カミカミうんち学*****モンゴル健康科学大学 岡崎好秀先生

7.「サインダンス 出会いからきずなへ」**********大阪府 ハッピーフラワー





特別講演1 〜現役獣医が語る水族館の裏事情〜
「診察室は「水」の中 サメ・カメ・イルカの医療事情」 

海洋博公園動物管理チーム 
獣医師  柳澤牧央先生



@工夫が大事 変わった手法でアプローチする診療および検査
ex.ジンベエザメの水中採血 水中エコーの紹介
A機械を守る!? 海水は機械の敵。最新機材を海水から守る。
B基本はしっかり! 陸とおなじ イルカの抜歯、CT検査などを紹介
C研究もしっかり 飼育しているからこそ分かった生物の生態(ウミガメ等)


高い知能、抜群の身体能力。イルカ達の愛くるしい姿は、人々を笑顔にしてくれる。 しかし今、イルカショーのステージに立てない1頭のイルカがいる。名前はサミ。 原因不明の病気にかかり、3ヶ月前からショーに出ていない。 そんなサミの病に立ち向かう男がいた。獣医師・柳澤牧央。日本ではわずか30人ほどしかいないという海洋生物専門獣医の1人。 柳澤獣医「うちで飼っているイルカは100%助けたいと思っています。」          沖縄美ら海水族館。世界で一番長く飼育されているジンベエザメ、世界で初めて飼育下繁殖に成功したマンタなど700種以上の海洋生物を展示している。 水族館を支えていたのは、生き物たちの健康管理と病気への対処だ。イルカの治療では、人間用と変わらない最新医療器機が導入されていた。 そして危険が伴うジンベエザメの採血。データ収集が、魚類の医療につながっていく。 さらにマンタの胎仔をとらえた超音波映像が、繁殖の謎を世界で初めて解明したのだ。

<サミの病気>  沖縄県北部に位置する本部町。美ら海水族館は77ヘクタールを越える海洋博公園の中心にある。 午前9時。イルカプールの朝は、ある日課から始まる。ここで飼育されているオキゴンドウやミナミバンドウイルカなど、20頭のイルカたち全ての健康状態を見るため、検温を行うのだ。 トレーナーが持っているのが体温計。これを見せるとイルカは自ら仰向けになる。肛門に体温計を差し込み、スムーズに検温できるのは、日々の訓練の成果だ。 イルカの平熱は人と同じ36℃前後。検温以外でもイルカの健康管理には、トレーニングが重要な役割を占めている。 中曽根トレーナー「トレーニングに関しましては飼育管理の質の向上という目的がありまして、医療面、健康管理に関係しますが、飼育員と動物の負担を軽減する目的があります。」 そして、現在トレーナーとともにイルカの健康を専属で管理しているのが獣医師・柳澤牧央。 柳澤「イルカが協力してくれると、いろんな医療ができるようになります。これは、トレーニングができるイルカに特徴的なのでトレーナーと医療の共同的な作業っていうのがイルカの治療では非常に重要となります。」

この水族館では、日本で唯一、CTスキャンなど、人間さながらの最新医療機器を使った高度な治療ができる。 しかし、海洋生物の症例は、一般的な動物と比べて少なく、例え適切な治療が行われたとしても、「寿命がどのくらい伸ばせるか」など、成果はまだわからないのが現状だ。原因不明の病気に苦しむイルカ、サミ。 サミはミナミバンドウイルカという種。日本では小笠原諸島や九州沿岸域などに生息する。現在、ミナミバンドウイルカを飼育しているのは国内ではここだけだ。 さらにサミの母親は、沖縄で初めてイルカショーに出演し、その後38年間も現役で活躍する「オキ」。サミは、ミナミバンドウイルカとして日本で初めて飼育下で生まれ、親子二代でイルカショーの人気を支えてきた。 そんなサミが1ヵ月ほど前、全くエサを食べなくなり、泳ぎも緩慢になってしまった。 柳澤「今元気に泳いでいますが、感染症が治りきらず、人で言ったら腰のところに拳大のコブが出来ています。これがまず一つ気になるのと、もう一つ、胃から出血しているのが確認できていますので調べてみようと思っています。」 柳澤はまず、採血をして、感染症の検査から始めた。 その結果、白血球の数値がとても高く、何かしらの細菌に感染している可能性があるとわかった。イルカは「何らかの細菌が肺に入る」感染症にとてもかかりやすい。 これは、イルカの呼吸法に関係するという。イルカは哺乳類なので、人間と同じ肺呼吸を行う。頭頂部にある小さな三日月型の穴。 これは噴気孔と呼ばれ、人間で言えば鼻の穴にあたる。イルカは、ここから二酸化炭素などを排出し、空気を取り込んで肺に送る。 柳澤「イルカは一分間に、だいたい一回くらいしか息をしません。それだけ一回で交換する量が人間よりもはるかに多いです。 そのため、イルカが吸う空気中に細菌がいたりすると、細菌が入ってしまう感染症になりやすくなったりします。」 だが柳澤はサミを感染症だけと決めつけず、更なる検査を行うことにした。

<あくなき挑戦>  血液検査から、何らかの細菌に感染している可能性が高いサミ。「胃の出血」との関係性を調べるため、続いて内視鏡検査を行った。 まず、プールの水をくるぶしほどの高さまで抜き、サミを診察用マットの上に置く。内視鏡検査の器具は人間用とほぼ同じ。 口から管を入れて胃の様子を映し出す。サミの胃の中をみると、胃の壁面に軽度の裂傷が見える程度の「胃潰瘍」と診断された。 イルカの胃袋は3つに分かれている。食べ物を消化するために、胃液などがそれぞれの「胃」を行き来する構造を持つ。 個体によっては周りの筋肉が緩みやすく「胃潰瘍」になりやすいイルカがいるという。 柳澤「予想していたよりは軽かったので、胃潰瘍が感染症の原因とは考えにくいと思っています。」 そこで柳澤は、最後にコブの検査法を決めるため、飼育歴40年の館長を尋ねた。宮原館長「病気の原因を突き止めるのも一番大切だけれども、この検査をするがために、起こるリスクもあるわけだから、 動物管理チーム全体で、この動物を管理していくっていう体制がないと、なかなか、病気の原因はわかったけれども、治せるという話ではないのではないかなと思います。」 柳澤「コブの部分に針を刺して、その組織をとり、直接見ることによってコブがなんなのか? ・・・っていう事が分かるための検査をすることになりました。」

数日後。  獣医と動物管理チームが一丸となり、検査による新たな感染症の発生など、最悪の事態も想定に入れた上で、サミを助ける為の作業が行われた。 まずサミの痛みが和らぐよう、注射をする。そして専門の超音波技師が、針を刺す位置を正確に見極める。こうしてサミの負担をできるだけ軽減し、万全の体制で検査が進んで行った。 専門技師 「ここをちょっと刺して欲しい・・・」超音波技師は、数センチのコブの組織が見える位置を探り当てた。これから柳澤は長さ15pもある針をコブの奥深くまで貫通させて組織を取り出していく。 柳澤「すごく硬いです。」 針はなかなか入らない。力を込めて押し込むが、それでも患部まで届かない。 柳澤「ここからが刺さらないです。この部分から・・・。」 度々、超音波で位置を確認する。手元の僅かな感覚を頼りに、ようやく目標まで針が届き、コブの中にある組織を一部取り出すことができた。 柳澤「想定していたものよりも、目指したものが硬かったもので、針がどうしてもはじかれてしまった。それで何度かやり直しをしたっていうところが、多少時間のかかったところです。」 この組織は専門家が、およそ1週間かけて精密に検査をすることになった。                         サミの検査から1週間後。病理検査の結果が出た。 柳澤「骨をとかす可能性のある細菌がでてきまして、その結果を受けて、実際にレントゲンをとってみたのですが、一部の骨が溶けてきています。」 検査の結果、背骨の一部が溶けており、その溶けた骨などが石灰化して固まりコブを作っていたのだ。 そして今後の治療により、骨を溶かしている細菌が全て除去されれば、サミは元通り元気な姿に戻れるという。

柳澤「自分一人で、たいしたことはできないと思っています。イルカは本来、自分自身で体の中の悪いものを治す力もありますし、私がちょっと助けてあげられれば良い程度だと思うのです。 ただ、今回色々やっている中で、できればうちで飼っているイルカの中で、悪くなったものは、100%助けたいって思っています。100%助けるためには、ひとつひとつその原因を探っていかないと次につながらないので、とにかく本当の原因を探って、一つ一つきちんと治していくっていうことをやりたいと思っています。」 私たちを魅了してやまない、多彩な海の生き物たち。謎に満ちた生態と命のカギは、最新の医療技術と獣医たちの挑戦によって解明される。そしてそれは、明日の地球生命を繋いでいくだろう。
(テレビ朝日 奇跡の地球物語 海洋生物獣医〜美ら海の命を守る〜より)




■主なサイト
奇跡の地球物語 海洋生物獣医〜美ら海の命を守る〜(テレビ朝日)

美ら海水族館日記

沖縄美ら海水族館

バンドウイルカ フジ人工おびれ プロジェクト




特別講演2 「いのちをつなぐということ〜被災地、紛争地、在宅看取りの現場に想う」

 写真家・ジャーナリスト  国森康弘先生



国森康弘先生  プロフィール
写真家、ジャーナリスト。1974年兵庫県生まれ。京都大学経済学部卒業、京都大学大学院経済研究科修了後、神戸新聞記者に。
退社後、フリーで取材活動を重ねる。イラク、ソマリア、スーダン、ウガンダ、ケニア、カンボジアなどの紛争地や経済貧困地域を回って撮影・取材。  国内では医療現場や少子高齢化社会の問題、超低所得者層の取材のほか、アジア各地の戦場の最前線に立った元日本軍兵士の聞き取りも行う。 2011年度上野彦馬賞。
いのちつぐ みとりびと
 

著者は2003年に始まったイラク戦争を機に,新聞社を辞め独立した。以後,フリーランスの写真家として,イラクをはじめ,ソマリア,スーダンなどの紛争地や,カンボジア,ケニアといった経済貧困地域を取材し,記事と写真を発表してきた。 そこで見てきたのは,今この瞬間を懸命に生き抜こうとする人々の姿と同時に,飢えや戦禍による「選択余地のない死」「自分の望まない死」の数々でもあった。著者自身も銃弾や爆弾攻撃に巻き込まれるなど,幾度となく死に直面した。

国内では,過去の沖縄戦をはじめアジア各地の戦場の最前線に立ってきた日本人の体験を聞き重ね,兵士や住民たちの「強いられた犠牲」「虫けらのような死」を数多く知った。 今日の失業者や野宿労働者の超低所得者層の取材では,大阪市内だけでも年間200人もの人たちが寒さや栄養不足,病気で路上死していることを知った。
(中略)
こうした取材活動を通じて著者が見てきたのは,累々と積み重ねられていく「望まない死」「選べない死」だった。 いつしか,このような死ばかりを伝えることに迷いが生じていた。「幸せな死」はこの世に存在するのか。存在するとすれば一体どこに,どんな形で存在するのだろうか。それを知り,伝えたい。そう思うようになっていた。
「家族を看取る」より  

■主な著書
■『いのちつぐ 「みとりびと」』(農文協)
■「『家族を看取る』(平凡社)
■『証言沖縄戦の日本兵』(岩波書店)
■『子ども・平和・未来 21世紀の紛争』(岩崎書店、共著全5巻)
■『3・11メルトダウン』(凱風社、共著)
■主なサイト
国森康弘先生 写真ルポ
いのちつぐ みとりびと
<終末期を考える>フォトジャーナリスト 国森康弘さんに聞く みとりは「命のリレー」
国森康弘先生 ホームページ
「グル−プワーク」
「替え歌で“お・も・て・な・し」

****司会:岐阜市開業 稲葉幸二先生****
今年のグループワークは,10年ぶりの替え歌大会。 各グループで,宿題で考えてきた替え歌を各グループで選びます。 そして全国各地から,来られた方々に「お・も・て・な・し」の意味を込めて,グループごとに舞台で一曲ご披露いただきます。
替え歌は,歯や口,食物などに関するものでしたら何でもOKです。
 
NHKドラマ「ごちそうさん」
主題歌「雨のち晴れるや」の替え歌
◎ペリオバージョン
突然 偶然 それとも必然
始まりは気づかぬうちに

ペリオになって 焦っても無駄
そんな時こそ 歯ブラシを

ポツリポツリと前歯が 欠けてゆけば
奥歯がなくてもみんなに バレるよ
どんな時でも 歯は大切
顔を上げてごらん 入れ歯を作ろう
どんな美人も 歯医者に通う
誰のお口も 痛みのち晴れるや
 
以下2004年度の優秀作の一部です。
 
歯ブラシ シュシュシュ/(元歌 おもちゃのチャチャチャ)

歯ブラシ シュシュシュ 歯ブラシ シュシュシュ
シュシュシュ 歯ブラシ シュシュシュ 
空にきらきらお星様 みんなすやすや眠るころ
虫歯菌が起きてきて  虫歯作るよ
さあ、大変!
歯磨き シュシュシュ   歯磨きシュシュシュ
だから 寝る前シュシュシュ
 
虫歯になる歌/(元歌 おなかの減る歌)

どうして 虫歯になるのかな 
              歯磨きサボるとなるのかな?
歯磨きしてても なるもんなー
先生 先生 
ブラシはお菓子に負けちゃうの?

どうして 虫歯になるのかな
お菓子を食べるとなるのかな?
だらだら食べたら なんるんだよー
先生 先生 
おやつの時間に決めとくよ 
 
さっちゃん /(元歌 さっちゃん)

さっちゃんはね むし歯があるんだ ほんとはね
だけどちっちゃいから 
          自分の歯が むし歯だって
気がつかないんだよ 
           なおそうね さっちぁん
 
むし歯の原因/(元歌 めだかの学校)

虫歯の原因は虫歯菌
どうしてそんなに黒くなる?
どうしてそんなに穴あくの?
みんなで一緒に考えよう

  虫歯菌の好物は砂糖です
甘いお菓子をパックパック
おいしいジュ-スをゴックゴック
それで白い歯黒くなる
虫歯菌のライバルはフッ素です
ハブラシにつけてぬりましょう
ブクブクうがいですっきりと
これで虫歯とさようなら
 
歯垢/(元歌 めだかの学校)

1 歯垢 は ためたら どんなになるぅの〜
歯磨きさぼると どんなになるぅの〜
そんな習慣つくころにぃ〜は 歯は虫歯に 歯肉は赤く腫れるでしょう
泣きなさ〜い 笑えませ〜ん
いつの日も いつの日も きちんと磨こうよ〜

2 涙流して どの歯科行くの〜
あいたた 痛たで あちこち痛い〜
そんな痛みがこの口に〜腫れとして 膿として むかえてしまう〜の
泣きなさ〜い   笑えませ〜ん
いつの日も いつの日も ケアをしよう〜よ

3 口は口として 笑いもできる
歯は 歯として おいしく噛める
それが大事なことなのさ〜〜 心の中に口の中に 花を咲かそうよ〜
泣きなさ〜い  笑いなさ〜い
いついつまでも いついつまでも口を愛そうよ〜

 
踊るむし歯/(元歌 踊るポンポコリン)

あっちもこっちもみんな
むし歯を削っているよ
窩洞の底からじわっと
点状露髄が登場
いつだって忘れない
露髄すりゃ生切だ
そんなの常識
タッタタラリラ ピーヒャラ ピーヒャラ
タッタタラリラ ピーヒャラ ピーヒャラ
 
入れ歯そうそう/(元歌 涙そうそう)

古い入れ歯 外し ありがとうってつぶやいた
いつもいつも 口の中 噛み締めてくれるものよ〜
晴れ渡る日も 寝るときは しずむ水の中
たべかす多くついてても ブラシを使って
蘇るわ 義歯そうそう〜〜

 



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