24回公衆歯科衛生研究会(ネコの会)

テーマ:

保健指導 言ってはならない「その一言」,言ってあげたい「この一言」

 

1:ウエルカム・ネコの会  松本市 神谷 誠先生

2:グル−プワ−ク  言ってはならない「その一言」,言ってあげたい「この一言」  

神谷 誠先生 本田理恵先生

診療中や保健指導あるいは授業などで,子ども達や保護者に言ってはならない言葉があります。

逆に,言ってあげたい言葉があります。

例をあげてみましょう。

1診療中に生え変わりでグラグラ状態にある乳歯があるので「歯を抜くね!」などと,子どもに言おうものなら,

それまでお利口だった子が,パニックに陥り,大暴れすることがあります。「歯を抜く」ということが,いかに子ども

にとって怖い言葉であることがわかります。そのような場合は「これから歯をつまむね・・・。」と言えば,子どもは平気なのです。

2ひどいむし歯で来院した幼児の保護者に・・・。

「何故?ここまで放置しておいたのですか?甘いものはどうですか?歯磨きは?」などと言うと,患者さんは来られなくなって

しまいます。来られなくなったら,永久歯でも同じことを繰り返すかもしれません。だったら逆に考えて,「これが永久歯でたく

さんむし歯ができて来られたら,本当にたいへんでした。まだ乳歯の段階で来ていただいたから,なんとかなるでしょう!治

療が終わったとも,定期的に診せていただいて,永久歯ではこのようにならないように一緒に頑張りましょうね・・。」と言うとヤ

ルきがでてきます。

3(禁煙支援の場面で) 宮崎県 のだ小児科 野田隆先生

本当に禁煙してるの?影で吸っているんじゃないの?(疑ってはいけません。)

無理しなくっていいよ。

言ってもらいたい一言。

禁煙してくれて、ありがとう。

いつも、禁煙支援の最後のときにつくづく実感して言っている言葉。

『本当にきれいな顔になりましたね。』

くすんだ顔色や歯茎や歯の色がきれいになっています。

支援している自分がうれしくなります。

小児科医として

のどが赤くイチゴ舌、溶連菌感染症疑いで、迅速診断テストをするとき、

『今から、テストをするからね』といったら、『テストはいやだ』と拒否されました。

夜間外来で39℃熱があると受診。外来で体温測定すると37.5℃だった。

『本当に熱があったの?』この一言を聞いて、お母さんは、この病院を2度と訪れないそうです。

こんなことは,日常生活の中でたくさんあります。グル−プワークでは,このような言葉を共有しあいました。

 

3”舌が動く 言葉が変わる“  岡山大学小児歯科 岡崎好秀

4.ライブ「臨床で役立つ例え話&『つま恋』の感動をふたたび!」  岐阜市開業  稲葉幸二先生

5.『ある商品(ポジ編)』     宮崎県 のだ小児科 野田 隆先生 

6.簡単大型顎体模型の作り方     鹿児島県    和気由美先生  

7.参加者の心をつかんで離さない媒体特集  愛知県  三角洋美先生

8.「信頼感を生み出すコミュニケーションの鍵とは?」

聴覚障碍を持つ患者の本音、治療者の本音〜

和田聖二先生、多田京子先生 多田美佳先生

9.ミニステージ 「となりのトトロ」から「散歩」 

 (人工内耳で聴力を取り戻したYちゃん、Iちゃん親子)

 

特別講演: 「胎内記憶・誕生記憶のふしぎ」 横浜市 池川クリニック  池川 明先生

 

あなたは,“おなかの中にいる赤ちゃん”にはすでに豊かな感情があり,喜んだり悲しんだ

りしていることをご存知ですか?

お母さんが楽しい状態にあるとき赤ちゃんも喜んでおり,悲しいときには赤ちゃんも悲し

んでいるそうです。

また妊娠中の喫煙は,最も嫌な刺激となるのです。

このように,赤ちゃんは,胎内や記憶や誕生時の記憶を持っているのです。

さらにおなかに入る前には,雲の上から赤ちゃんが“お母さんを選んで生まれてくる”

そうです。自分が赤ちゃんから選ばれたと思ったら,幼児虐待のような痛ましい事件なん

て起こりませんよね。さらには不幸にして,流産や中絶などのトラブルがあったとしても,

決して赤ちゃんは悲しんでいるのではないそうです。

今回の特別講演の池川先生は,このような胎内記憶・誕生記憶の研究では,

世界第一人者です。池川先生から,子どもたちの証言についてのお話を聞きながら,

親子関係の意味について考えてみたいと思います。

胎内記憶のふしぎ

(池川先生ブログ)http://macoron.jp/blogView.cgi?uid=11